ホーチミン両替2026年6月版|両替所・ATM・Wiseで損しない方法
2026-06-12 · Zenrate Team
ベトナム・ホーチミンへの渡航前に「両替はどこでするのが一番お得?」と悩む方は多いはずです。空港で換えすぎて損した、ATMの手数料が思ったより高かった、という経験談もよく耳にします。本記事では、2026年6月時点の情報をもとに、両替所・ATM・デジタル送金サービスそれぞれの特徴と使い分けのポイントを整理します。
ホーチミンの両替事情:まず知っておきたい基本
ベトナムの通貨はベトナムドン(VND)です。1ドン単位の硬貨はほぼ流通しておらず、紙幣は500ドンから500,000ドンまで複数の種類があります。日本円との交換レートは日々変動するため、渡航前に相場感を把握しておくことが大切です。
ホーチミンで両替できる主な場所は次の3つです。
- 空港(タンソンニャット国際空港)の両替カウンター
- 市内の両替所(金行・金融機関)
- ATM(現地での引き出し)
空港の両替カウンターは利便性が高い反面、レートが市内より不利なケースが多いです。必要最低限の現金(タクシー代・ホテルチェックイン分)だけ空港で換え、残りは市内で換えるという方法が現実的です。
市内では、ドンコイ通り周辺やベンタイン市場近くに多くの両替所(現地では「金行(キムハン)」と呼ばれる金専門店が兼業していることが多い)が集まっています。これらの店舗は銀行よりも有利なレートを提示することが多く、地元在住の日本人の間でも活用されています。ただし、店によってレートにばらつきがあるため、複数店舗で確認してから換えるのが賢明です。
ATMでの引き出し:便利だが手数料に注意
ホーチミン市内にはVietcombank・Techcombank・ACBなど主要銀行のATMが多数設置されています。VISAやMastercardのマークがあるATMであれば、日本のデビットカードやクレジットカードでも引き出し可能です。
ATM利用時に発生するコストは大きく2種類あります。
| コストの種類 | 内容 |
|---|---|
| ATM設置銀行の手数料 | 1回の引き出しにつき一定額(例:30,000〜50,000ドン前後)を現地銀行が徴収 |
| 発行元カード会社の手数料 | 海外キャッシング手数料・事務処理手数料(カード会社による) |
| 為替レートの上乗せ | 公示レートに1〜3%程度の手数料が含まれる場合がある |
また、ATMの画面でDCC(Dynamic Currency Conversion:動的通貨換算)を提案されることがあります。これは「円で引き出しますか?」と聞いてくるもので、ATM側のレートで換算されるため割高になりやすいです。必ず「VNDで引き出す」を選択してください。これはホーチミンに限らず海外ATM利用の鉄則です。
引き出し上限は1回につき多くのATMで200万〜300万ドン程度に設定されています。大きな金額が必要な場合は複数回の引き出しが必要になり、そのたびに手数料が発生します。
Wise・Revolutを使うメリットと注意点
近年、海外旅行者の間で急速に普及しているのがWise(ワイズ)やRevolutなどのデジタル金融サービスです。これらは「ミッドマーケットレート(中間市場レート)」または限りなくそれに近いレートで両替・送金ができる点が最大の特徴です。ミッドマーケットレートとは、売値と買値の中間にあたるレートで、銀行や両替所が手数料として上乗せする前の基準レートのことです。
Wiseのメリット
- 両替レートが透明で、手数料が事前に明示される
- プリペイドデビットカードを使えば、現地のVisaまたはMastercard対応ATMで引き出し可能
- アプリ上でリアルタイムのレートと手数料を確認できる
Wiseの注意点
- 無料引き出しには月間上限額がある(超過分は手数料が発生)
- カードの発行・本人確認に数日かかるため、渡航直前の申し込みは間に合わない可能性がある
Revolutのメリット
- 一定額までは手数料なしで両替できるプランがある(プランにより異なる)
- マルチカレンシー口座として複数通貨を保有できる
Revolutの注意点
- 週末や市場が閉まっている時間帯はレートにマークアップ(上乗せ)が発生する場合がある
- 日本向けサービスの仕様は変更されることがあるため、最新情報の確認が必要
どちらのサービスも、渡航前に口座開設・カード発行を完了させておくことが前提です。急な出張や旅行では間に合わないケースもあるため、計画的な準備をおすすめします。
結局どの方法が一番お得か:状況別まとめ
一概に「これが最善」とは言い切れません。渡航の目的・滞在期間・用意できる準備時間によって最適解は変わります。以下に状況別の目安をまとめます。
| 状況 | おすすめの方法 |
|---|---|
| 準備に時間がある・頻繁に海外へ行く | Wise/Revolutカードを事前に準備 |
| 急な出張・カード未発行 | 市内の両替所を複数比較して利用 |
| 夜間到着・少額のみ必要 | 空港で最低限だけ換え、翌日市内で追加 |
| 大金を動かしたくない・キャッシュレス派 | クレジットカード払い+WiseやRevoltで補完 |
ホーチミンでは高級レストランや大型ショッピングモール、一部のホテルではクレジットカードが使えます。一方、路上の屋台・ローカル食堂・タクシー(GrabやBe以外の流し)では現金払いが基本です。現金とキャッシュレスを組み合わせる戦略が現実的です。
免責事項: 本記事は2026年6月時点の一般的な実務の解説であり、為替レートや手数料は常に変動します。個別の金融判断・税務処理については税理士や金融アドバイザー等の専門家にご相談ください。
現地での精算・記録をもっとスムーズに
両替や支払いが複数の通貨にまたがると、「あの出費って円換算でいくらだったっけ?」と後から振り返るのが面倒になりがちです。Zenrate(zenrate.app)のConvertモードを使うと、VNDを円にリアルタイムで換算しながら記録できるため、出張精算や旅行の家計簿管理が格段にラクになります。スマートフォンのブラウザから即座に使えるPWAアプリなので、ホーチミン滞在中の細かい出費もその場でサクッと記録しておきましょう。