韓国・ソウルで損しない両替の正解【2026年8月最新】レートと方法を徹底比較
2026-08-07 · Zenrate Team
2026年8月の円・ウォン相場をおさらい
ソウル旅行の計画を立てるにあたって、まずは足元の為替レートを把握しておきましょう。
直近22日間(2026年7月8日〜8月7日)のデータを見ると、JPY/KRW(1円あたりのウォン)は高値9.3124ウォンから安値8.7989ウォンと、約0.51ウォン幅で動きました。期間平均は1円=約9.08ウォンで、始値9.2874から終値9.0195へと約2.88%円安方向へ振れています。
逆方向で考えると、1ウォンあたりの円換算は期間平均で約0.1101円、直近レートで約0.1109円です。たとえば現地で10,000ウォンの食事をしたとき、日本円に換算するとおよそ1,109円になる計算です。
この2.88%という変動幅は、一見小さく見えるかもしれません。しかし10万円を両替する場合、レートが9.3124の時点と8.7989の時点では受け取れるウォンが約5,135ウォン(日本円換算で約570円相当)も変わります。旅行前にレートを一度確認しておく習慣は、確実に節約につながります。
ソウル現地の両替所・ATM事情
明洞・東大門の両替所は競争が激しい
ソウルには個人両替商が数多くあり、特に明洞(ミョンドン)や東大門(トンデムン)周辺は競合が多いため、銀行窓口より有利なレートが提示されることがあります。複数の店舗を比較し、手数料込みの実質レートで判断するのがコツです。「レートはいいが手数料が高い」というケースもあるため、最終的に手元に来るウォン総額で比べましょう。
空港(仁川・金浦)の両替所はアクセスが便利な分、レートがやや不利な傾向があります。到着時は最低限の生活費だけ換え、市内で追加両替するという使い方が現実的です。
ATMは「グローバルATM」を選ぶ
韓国のコンビニや銀行に設置されたATMの中には、外国発行カードに対応した「グローバルATM」があります。Visa・Mastercardのデビットカードやクレジットカードでウォンを引き出せますが、注意点が二つあります。
一つ目はDCC(Dynamic Currency Conversion、動的通貨変換)への注意です。ATM画面で「日本円で引き出す」オプションが表示されることがありますが、これを選ぶと現地側の不利なレートが適用されます。必ず「ウォンで引き出す」を選びましょう。
二つ目は手数料の二重払いです。海外ATM利用手数料(カード会社側)と現地ATM手数料(現地銀行側)がそれぞれかかるケースがあります。1回あたりの引き出し額を多めにまとめると、1回分の手数料で済みます。
Wise・Revolutを使うとどう変わるか
近年、海外旅行者の間で普及しているのがWiseやRevolutといったフィンテック系の国際送金・海外決済サービスです。これらは中間レート(市場の仲値)に近いレートで両替・決済できる点が大きなメリットです。
具体的には以下のような違いがあります。
| 手段 | レートの基準 | 手数料の傾向 | 向いているシーン |
|---|---|---|---|
| 空港両替所 | 独自レート(スプレッド大) | 手数料なしでもレート差が大きい | 少額の緊急両替 |
| 市内両替所(明洞等) | 競争があり比較的有利 | 店舗により異なる | まとめて現金が欲しいとき |
| 海外ATM(カード) | カード会社の換算レート | ATM手数料+カード手数料 | 現地で追加現金が必要なとき |
| Wise / Revolut | 中間レートに近い | 小額の手数料(無料枠あり) | キャッシュレス決済・事前チャージ |
Wiseは送金・デビットカード払いのどちらも中間レートに近い水準を維持しており、透明性が高いサービスとして知られています。Revolutも一定の無料両替枠があり、枠内であればほぼ中間レートで利用できます。
ただし、いずれも無料枠を超えると手数料が発生する点、週末や祝日にレートが若干変動する点には注意が必要です。事前にアプリの規約を確認しておきましょう。
旅の前後で「実際いくら使ったか」を把握する方法
両替方法を工夫するだけでなく、旅行後の経費整理や予算管理も大切です。特に出張や小規模な事業経費として韓国旅行の費用を精算する場合、どの日のレートで換算するかが重要になります。
たとえば今回の22日間で、期間の高値(9.3124)と安値(8.7989)では1円あたり約0.51ウォンの差がありました。もし10万円分の経費を高値日のレートで記録するか安値日のレートで記録するかで、帳簿上のウォン換算額が5,000ウォン以上ずれることになります。領収書の日付に合わせた正確なレートで記録する習慣が、後々の経費精算をスムーズにします。
また、現金・カード・Wiseなど複数の支払い手段を混在させると、帰国後に「あの支出は何円だったか」を追うのが煩雑になりがちです。支出の都度、決済手段と金額・通貨を記録しておくことをおすすめします。
免責事項: 本記事は一般的な実務の解説であり、経費の計上方法や税務処理の個別判断については、税理士等の専門家にご相談ください。
まとめ:「いつ」「どこで」「どの手段で」が両替の三原則
- いつ: レートの動きを事前に把握し、旅行前後の変動を意識する(今月は平均9.08円/ウォン、直近で若干ウォン高傾向)
- どこで: 空港は最低限にとどめ、市内の競争の激しいエリアで比較両替
- どの手段で: キャッシュレス派にはWise・Revolut、現金が必要な場面では市内両替所とATMを組み合わせる
為替レートは日々動くため、「この情報を読んだ日のレートがそのまま続く」とは限りません。渡航前後に最新レートを確認することを習慣にしてください。
Zenrateのアプリには、出発前のレート確認から帰国後の経費精算まで使えるConvertモードが搭載されています。複数通貨の換算履歴をまとめて管理できるため、ソウル出張や旅行後の精算作業が格段にシンプルになります。ぜひお試しください。