ソウルで損しない両替の正解【2026年7月最新】レート比較と賢い方法
2026-07-03 · Zenrate Team
韓国旅行や出張の前に必ず気になるのが「どこで両替すれば一番お得か」という問題です。空港で済ませるべきか、現地の両替商を探すべきか、それともスマートフォンのフィンテックアプリを使うべきか。選択肢が増えた分、迷いも増えています。本記事では2026年7月時点のJPY/KRW(日本円/韓国ウォン)の最新レート動向をふまえながら、具体的な両替方法それぞれのメリット・デメリットを整理します。
2026年7月のJPY/KRWレート動向をおさえる
まず現状の相場を把握しておきましょう。2026年6月3日から7月3日までの22日間で、JPY/KRW(1円あたりのウォン数)はスタート9.5771、終値9.5854で推移しました。この期間の高値は9.6391、安値は9.4082、平均値は9.5296でした。変動幅は約0.23ウォン、変化率は+0.09%とほぼ横ばいで、急激な円安・ウォン高は見られませんでした。
わかりやすい例で見てみましょう。
| 両替するタイミング | 1万円あたりのウォン数(概算) |
|---|---|
| 期間内の高値レート(9.6391) | 約96,391ウォン |
| 期間の平均レート(9.5296) | 約95,296ウォン |
| 期間内の安値レート(9.4082) | 約94,082ウォン |
高値と安値の差だけで1万円あたり約2,300ウォン、つまり約2.4%もの差が生じています。これは両替手数料に匹敵する水準です。レートは日々動くため、出発前に大まかなトレンドを確認しておくことが大切です。
ソウルの両替所・ATM事情
明洞・東大門の両替商(私設両替所)
ソウルの観光エリアには、街頭に立って声をかけてくる私設両替商が多数存在します。一見すると銀行より良いレートに見えますが、「手数料別」や「大きな紙幣のみ受け付け」などの条件がつく場合があります。信頼できる店舗かどうかを事前に確認することが重要です。なお、仁川国際空港や金浦空港の両替所は利便性が高い反面、レートは市中よりも不利なことが多いため、少額だけ空港で換えてあとは市内で両替するという使い分けが一般的です。
韓国のATM(グローバルATM)
ソウル市内のコンビニやGlobal ATMと表示された機器では、海外発行のキャッシュカードやクレジットカードを使ってウォンを引き出せます。レートは国際為替レートに近い水準が適用される場合もありますが、ATM利用手数料と海外引出手数料がカードの種類によって異なります。自分が持つカードの海外手数料体系を事前に確認しておきましょう。
Wise・Revolutを使うメリットと注意点
近年、旅行者の間で急速に普及しているのがWise(ワイズ)やRevolutといったフィンテックサービスです。これらは銀行の国際送金・両替と何が違うのでしょうか。
中間レート(ミッドマーケットレート)に近い換算
Wiseはミッドマーケットレート(市場の中間レート、いわゆる仲値)に近いレートで両替を行い、手数料を別途明示する仕組みをとっています。銀行や空港の両替所は、このミッドマーケットレートに独自のスプレッド(売買差益)を上乗せして提示するため、表面上は「手数料無料」でも実質的なコストが含まれていることがあります。Wiseのように手数料を分離して表示するサービスは、コストの透明性が高い点が支持されています。
Revolutのメリットと注意点
Revolutも同様に中間レートに近い水準での両替を売りにしています。ただし、週末や祝日はレートにマークアップ(上乗せ)が加わる場合があるほか、無料プランでは月ごとの無手数料換算枠に上限が設けられています。利用頻度や金額によって、有料プランの費用対効果を検討することをおすすめします。
フィンテックサービス共通の注意点
- インターネット接続が必要なため、渡航先でのSIMや通信環境の確保が前提になります。
- 韓国現地でウォンの現金が必要な場面(屋台や一部の小規模店舗)では、対応するATMからの引き出しが必要です。
- アカウントの本人確認(KYC)は事前に完了させておく必要があります。
両替方法を比較する:どれを選ぶべきか
以下の表に各手段の特徴を整理します。
| 両替方法 | レートの目安 | 手数料の透明性 | 現金対応 | 向いている人 |
|---|---|---|---|---|
| 空港両替所 | やや不利 | スプレッド込みで不透明 | ◎ | 到着直後に少額だけ |
| 市中両替商(明洞等) | 比較的良い | 店による | ◎ | 現金重視の観光客 |
| 海外対応ATM | 中間レートに近い場合も | カード手数料別 | ◎ | カード条件を把握済みの人 |
| Wise | 中間レートに近い | 手数料を明示 | △(要ATM) | コスト重視のユーザー |
| Revolu | 中間レートに近い | プランにより異なる | △(要ATM) | 頻繁に海外へ行く人 |
どれかひとつが「絶対的な正解」というわけではありません。旅の目的・滞在日数・現金の使用頻度に応じて組み合わせるのが現実的です。たとえば、到着時に空港で3〜5万円分だけ換えて急場をしのぎ、翌日に市内の信頼できる両替商かフィンテックアプリで追加換算する、というパターンがよく使われます。
実際に出発前にやっておきたいこと
- 現在のレートを確認する — 前述の通り、JPY/KRWは短期間でも約2%前後動くことがあります。平均レート(直近は9.5296)を目安に、自分が両替するタイミングのレートと比較しましょう。
- 持参するカードの海外手数料を調べる — カード会社のWebサイトや会員ページで「海外ATM利用手数料」「海外事務手数料」を確認します。
- Wise/Revolutのアカウントを事前開設・認証する — 現地では認証手続きが難しいことがあります。出発の少なくとも1週間前に完了させておくと安心です。
- 換算後の金額を事前にシミュレーションする — 「10万円をウォンに換えると何ウォンになるか」を把握しておくだけで、現地で騙されるリスクが下がります。
免責事項: 本記事は一般的な旅行・出張における両替実務の解説を目的としており、特定のサービス利用を推奨するものではありません。為替レートは常に変動し、本記事掲載の数値は参考値です。税務・法令に関わる判断については税理士等の専門家にご相談ください。
為替レートをリアルタイムで確認しながら換算したい方には、Zenrate(zenrate.app)のConvertモードが便利です。JPY/KRWを含む主要通貨ペアをシンプルな画面でチェックでき、出張や旅行の経費記録にも活用できます。